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このブログは「女性向け同人」の要素をかなり含みます。 原作者様・関係者様とは何の関係もありません。 そのことをご了承頂ける方のみ閲覧してくださいませ。 主に、GKの20×9、1受けを扱っております。
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俺ごときが。
好きだなんて、口にしていい存在じゃなかった。
日本の最高の守護神。
そう言われ続け、今なお幾つもの伝説を持つ人。
その美しさ、強さは今でも語り草だし。
今でもその伝説は続いている、と言ってもいいのかもしれない。
正に生ける伝説。
そんな彼と。
DFリーダー、と言われていても弱いチームに所属していて。
代表で一緒になったことがあるって言っても、候補止まり、だ。
けれど。
今は違う。
彼は、うちの選手で。
俺は、彼よりずっと前からこのチームに居て。
俺より、チーム所属歴では先輩にあたる訳で。
「緑川、」
思い切って“さん”をつけないで呼べば。
「ん?」
彼は振り返って、ふわ、と笑う。
「村越か。久々だな。元気だったか?」
「俺のことを、覚えて……るのか?」
「その質問は二回目だな」
くすくすと、彼は笑う。
あの時は無かった、目じりの皺が。
笑うと姿を現す。
「覚えてるよ、キャプテン」
「……そうか」
「強くて、いい選手はちゃんと覚えてる」
また一つ笑めば。
視線は柔らかく、穏やかで。
(まるで陽だまりだ)
あの時の視線は、優しいものではあったけれど。
ここまで穏やかで温かいものではなく。
季節の流れを、感じる。
彼も年を取った。
それは俺も同じだ。
でも、変わらないものもある。
「緑川」
「なんだ?」
「ずっと、」
口にする言葉は。
「好きだった。尊敬できる選手だと思っている」
残り半分で、嘘になる。
残り半分を言うつもりなんて無かったのに。
目の前の彼が。
相変わらず美しくて。
とても優しく、笑むものだから。
「ありがとう。光栄だな」
手は、伸ばされる。
「よろしく、これから」
今は、ただ。
その手を取るのが。
精一杯だった。


+++
どうしてこう…星野もこっしーもドリさんの前だと…

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